247: 名無しさん@おーぷん 2019/02/13(水)20:28:09 ID:2mr
幼稚園児の頃、親が疲れたと発言することが心底許せなかった
疲れた素振りを見せるだけでも、親のクセに怠けてんじゃねーぞふざけんなよと思っていた
小学生の頃は、親が自分の個性や性格を出すことが死ぬほど許せなかった
一秒たりとも子供の前で一個人たろうとするな、子供を産んだなら一生涯子供の前では「親」という役割だけを演じていろと思っていた
根底には親に叱られることへの猛烈な反発心があった
人として同じだけの人権を持った人間同士なのになぜ叱る、怒るといったことを一方的に強制されなければならないのか
親であり子であるからという理由だけでこんな苦痛を与える権利を持つならば、私の前で一個人であろうとするのは卑怯極まりない
苦痛を強制するならどんな時でも親であれ、親であらずただの個人であろうとするな
親の仮面を被り続け私心を殺して子供に向かい合う努力も怠けるような人間は、子を産み叱るなんて権利はない、といつも怒ってた
中高生の頃は、低スペックな両親を見下していた
教師などという低所得で世間知らずな職を選び、社会性が欠けている事をひたすら軽蔑していた
大学で一人暮らしを始めて、4年間、親とあまり接することのない空白期間が生まれた
その後就職して社会人3年目で当時の父親の年収は超えたけれど、さすがに親を個人としても親としても多少客観的に見れるようになって
親父と晩酌しながら仕事の話をしたり、母親に子育ての苦労をきいて申し訳なかったと話せるくらいにはなった

小中高と手伝いが心から嫌いで、あれこれ理由をつけては逃げていたから、一人暮らしを始めてもまともに味噌汁すら作れない状況だった
手伝いとは親が本来すべき仕事の補助であり、偉そうに親然とするつもりならば子に親業をやらせようとするな、
断固として拒否する、といった心境だった。
それでも割り振られた洗い物や風呂掃除はこなしていたが、これまでのどんな苦労よりも苦痛で辛かった記憶がある
一人暮らしを始めてすぐに料理も家事も覚え、あの時の苦痛は何だったのかと思った
本当に精神的に「親が自分の義務を放棄してそれを強制させられている」という思いが自ら苦痛を産んでいたんだなと思い知った


すっかり忘れていたけど、最近妊娠がわかってふと子供時代の親への一連の恨みつらみ思い出した
基本的に無口な性格だったから、面と向かって上記のような事を親に言った記憶はない
でも蛙の子は蛙なので、自分の子が強烈にこんな感情を持つようになったら一体どうしようかと頭を抱えてる
共働きで三十路で正直そんな体力はないし、疲れたと言わない育児なぞ出来る気がしない
あんなに強烈に親の疲労や甘えを憎悪して20年生きてきた自分を思い出しても、どうすれば親の疲労をいたわるような子にできるのか見当もつかない

252: 名無しさん@おーぷん 2019/02/13(水)21:30:27 ID:vnT
>>247
なんともはや、さぞかし育てにくい子供であられたことと拝察いたします
そんで因果は巡るのかもしれないなとも
この先子育てて苦労することがあったとしても、そりゃそうでしょうなあなたの血を引いた子なんだからとしか言いようがない
もしや瓜のつるになすびがなって優しいいい子が出てきたら儲けものとして、昔理不尽な考えを持ってた罪滅ぼしとばかりせいぜい親孝行すればいいんでないですかね

262: 名無しさん@おーぷん 2019/02/13(水)23:12:35 ID:2mr
>>252
本当にその通りです
私の子なんだから同じように考える可能性は大いにあって、今からそれが恐ろしい
あの時の感覚はいまだに覚えていて、猛烈に親の甘えや親の人間臭さを憎んでた
同じくらい叱られるという行為に理不尽さを感じていたんだよなあ
自分は未熟で当たり前なのに、それを大人として完璧でもない両親に上から叱責されることが理不尽で仕方なかった
今持ってあの頃の自分をどう矯正しようかと考えても何も策が浮かばない
強制することはできても、もう物心ついた頃から心中のストレスが半端なかった
まあ子供がそういう思想になってしまったら、分かりつつも働かざる者食うべからずでやることはやらせ、ある程度精神的に放置し
外で学んでくれる事を祈るしかないかな。恨みの対象にしつこく諭されても詭弁にしか聞こえなくて怒りが跳ね上がってたもんなあ
早く自立してくれーと願うばかりかと

263: 名無しさん@おーぷん 2019/02/13(水)23:15:13 ID:eeh
>>262
あなたに似たら、結婚する年まで成長したら親の立場も理解できる能力をもって生まれ育つわけだ
長い目で見たら結果オーライなんじゃないのか
旦那の性格も混ざるわけだしな

264: 名無しさん@おーぷん 2019/02/13(水)23:32:56 ID:2mr
>>263
そうですね、まとまな旦那の血で私の頭オカシイ思想が薄まってくれることを願うばかりです


真剣にこんな風になってしまった原因を考えてみたのですが
やはり両親さらには同居の祖父母まで全員教職だったことも多少は関係してるような気がします
一事が万事、厳格な先生と生徒の関係で、特に私が幼い頃ほどそういった傾向が強かったような気がします
親にタメ口をきいたこともなく常に敬語で、父との距離は担任の先生どころか校長と生徒くらいの開きと上下関係がありました
両親と心を通わせたり一緒に何か楽しんだり、共感するような記憶が全くないんです
もちろん私が覚えていないだけで小さな頃は笑いあった事もあったでしょうが、記憶を辿るとどんな楽しい場面も
「親(先生のような存在)が『ほら楽しいだろう?お前のためにお膳立てしてやったんだから存分に楽しみなさい』と暗に言っている、楽しいふりをしなくてはならない」
という義務感で親の笑顔に応えていた気がします

それを考えると、いっそ初めから人間臭さを全面に出して1人の人間として接していくのもアリかもしれないですね
本音で話すというか、上から押さえつけるのではなくて人として対話する、本当の意味で思いを共感する
年齢に応じてですが、ダメ母を演じて「もうお母さんたら!私がしっかりしなきゃ!」くらいの反面教師感があってもいいかもしれないです
躾はきちんとしますが、偉そうにしない、ちゃんと普段から子供と心通い合えるさじ加減を考えていきたいです

266: 名無しさん@おーぷん 2019/02/14(木)06:29:00 ID:4wa
>>262
あなたの子ども時代と似た子に育ったら、それが262にとって親に対する償いであり、カルマだと思えばいい。
だけど親思いの親の手伝いをよくする子に育ってもそれを認めて褒めてあげる親になれるのかね?
まあ、そんな親になれなかったら、それも262のカルマだろうから、仕方ないよね。???


引用元: 何を書いても構いませんので@生活板72・https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1549598990/


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